言わない優しさと言う優しさ

これからまともにブログ書いていきますみたいなことを前回言ってましたが、
結局忙しくなって更新できてませんでした…。

実は1回だけ更新したんですが、その日見た夢から中学生時代のトラウマエピソードを振り返るというちょっとプライベートな内容&かなりの長文だったので思い直して消しちゃいました。笑
そういうわけで詳しいエピソードは割愛しますが、
そこから考えた自論はやっぱり書いておこうと思います。

きっかけとなる出来事は色々あるのですが、ふと考えることがあります。
「優しい」ってどういうことだろう?と。

人を傷つける言葉を言わず自分の気持ちを押し殺すことが優しいのか?
自分の気持ちを嘘偽りなく正直に言うことが優しいのか?
これまでの私はどちらかというと前者の考えで人と接していました。
気が弱く、相手を傷つけたり怒らせたりすることを恐れて、嫌なことに遭遇しても本心を隠して平気なフリをしていました。
だけど今は、後者の考えの方が、実は人と良い関係が築けるのではないかと思っています。
伝達を諦めた時点で変化は生まれないし、言葉足らずでは相手を思っているつもりでも誤解されかねない。
私の場合、「これは言わない方がいいかな…」と言わない選択をしてしまうことが多いのですが、
本当に自分の思いをわかってほしい時・人には、やはり本音でぶつかりたいと思うようになりました。

自分の気持ちや考えを伝え、それを分かってもらうには、勇気と努力が必要なのである!

池田学展に行ってきました

息抜きがてら、日常の出来事や日々感じたことを今後ブログに綴ってみようかなと思います。
そんなのTwitterで呟けばいいじゃん!とツッコまれそうですが、
Twitterだと拡散力があるのでより多くの人目につくことを意識してしまったり、
即座に反応が返ってくるのでそれに返信する時間が取れない場合は申し訳なくなったり
(もちろん拡散力の高さとリアルタイム性の2点はメリットでもあるのですが…)
で、結局無難なことしか呟けないんですよね。
それに、ある程度まとまった文章を書くほうが自分の体験や思想を整理できるので性に合うような気がしています。
まぁ1年間ブログ放置してた人間が言うのも何ですが。笑
気が向いたらになるかもしれませんが、しばらく続けてみようと思います。

というわけで少し前ですが、佐賀県立美術館へ『池田学展 The Pen -凝縮の宇宙-』に行ってきました!
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どんだけ描かれてるんですか!?というくらいものすごい数の作品が飾られていました。
丸ペンを使って描かれていて、どの作品も緻密で繊細で見入ってしまいます。

撮影OKの作品もいくつかあったので紹介。
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サーバルちゃんがいました!かーわいー!!

最新作で、展示の最後を飾る作品がこちら。
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「誕生」というタイトルの作品です。
タイトル通り、生命力・躍動感が溢れていて、写真に収まりきれない程の大スケール…!
3年の長きにわたり制作された作品とのことで、圧巻です。
池田学さんの全身全霊、魂のすべてが注がれているような、素晴らしい作品でした。
最後にこの絵を見たときはあまりの迫力にしばらく呆然としてしまいましたね…。

初期作からだいたい順を追って展示されていて、初期の作品ももちろん上手かったのですが、
途中で作風が少しずつ変わっていっていて進化の過程を辿ることができました。
宇宙や生命や哲学など、言葉にするのが難しい複雑な概念や感情が詰まっている作品に変貌しているようにも感じました。
そういう作品って不思議と魅了されてしまうんですよね。

最近、私の絵・漫画の描き方はこうで、作風はこういう感じ、となんとなく自分で決めつけていたんじゃないかなということに気づきました。
自分の持ち味や個性を考えるのは大切だと思うし、その部分を最大限伸ばしていきたいとも思うのですが、
あまり型にはまらずもっと自由に描いてもいいのかな、と少しずつ考えが変わってきています。
何かを作り出すことって、自分自身ととことん見つめ合う作業なのかもしれません。だから考えが変われば作品も変わる。
思考を止めることなく見直すところは見直して、変化を恐れず前進したいものです。

さて今回はこの辺で。
以上、「息抜き」という名の、あぁお仕事溜まってるよどーしよーどーしよー!けものフレンズの続き見たいよー!FGOもしたいよー!的な「逃避」でした。(早く描け!)